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気軽に話せる、アットホームな雰囲気の歯科医院を目指しています。
大切にしているのは、患者さまとのコミュニケーションです。普段からあまり怒ることがない私ですが、患者さまにはなおのこと優しく対応することを診療のスタート地点としています。患者さまが遠慮なくご希望や身の回りのことをお話ししやすいアットホームな雰囲気が、より良い診療につながると信じています。どう治療していきたいか、まずはあなたのお気持ちをお聞かせください。
診療するにあたって心がけていることはありますか?
患者さまの希望に添うことです。一般的には抜いた方が良いのではないかと思う歯でも、患者さまが抜きたくないのであれば治療し、なるべく温存する方法を模索します。ただし、いくらクリーニングをしながら歯を残しても、傷んだ歯にはやはり汚れがつきやすいものです。そのリスクについても合わせてご説明し、その上で患者さまが決められたことを尊重します。
治療の説明はどのくらい時間をかけていますか?
1回30分の治療のうち、3分の1程度はお口の状態や治療についてご説明します。内容をご理解いただけるように、説明用のソフトを使って患者さまごとに作成した視覚的な資料をお見せしながら解説しています。治療が済んだら、その箇所を最後に鏡でお見せしますので、どのように改善したかをご確認ください。
歯周病のケアを担当する歯科衛生士も患者さまの変化を記録し、それに基づいてアドバイスをいたします。
治療時の痛みを抑えるためにしている工夫があれば、教えてください。
歯茎に塗る表面麻酔と電動麻酔を組み合わせ、痛みを軽減しています。刺激による痛みが出ないよう、麻酔液は温めて使用して、ゆっくりと注入するのがポイントです。さらに注射針は細いものを採用して、針が刺さる瞬間の刺激をさらに軽減するようにしています。
印象に残っている患者さまのエピソードはありますか?
お手持ちの入れ歯が合わなかった患者さまに、当院で入れ歯を作ったらお口に馴染んで、喜んでいただけたことがありました。
基本に忠実に作ることがお口に合った入れ歯作りのポイントで、保険診療でも自由診療でもこの点は変わりません。最初に型を取ってから、次に噛み合わせを確認し、患者さまが納得されるまで調整を繰り返します。
歯を長持ちさせるためにはどのようなことをする必要がありますか?
歯周病などの自覚症状がない若いうちから、定期検診とお口のクリーニングを受けることをおすすめします。早くから予防に取り組んでこられた患者さまで、80歳でご自分の歯を27本すべて維持していらっしゃる方もいらっしゃいます。ご自分の歯を保ち、年齢を重ねてもおいしくお食事を食べられるようにしましょう。
宮本先生の目指す歯科医師像を教えてください。
患者さまのお話に耳を傾け、できるだけご希望をかなえる歯科医療を目指しています。歯1本を抜くかどうかを決めるのも、患者さま次第です。